連日の酷暑。
「暑すぎて、エアコンの効きが悪い!」
と、お困りの方もいるのではないでしょうか。
うちの治療院も、この暑さで室温が高くなってしまい、非常に困っていました。
エアコンが効かないのは吹き抜け空間、屋根、断熱効果が低い建物が原因
天井が高く、空間がかなり広い吹き抜けのような設計で、見た目は開放的でいいのですが、エアコンの効きが悪いのが悩みのタネなのです。
しかも、しかも!
物件選びの時には気づかなかったのですが、屋根がトタン屋根なのですよ!!
わりとおしゃれな雰囲気の建物でして、その屋根がトタン屋根とは意外だったのですが、屋根が高かったので、あまり視界に入らず気にしていなかったのです。
が、エアコンが効かないのは、このトタン屋根がかなり影響していると思われます。。
室内のエアコン2台はフル稼働していますが、それでも外気温が35℃以上になると、室温も30℃を超えてしまうこともありました。
エアコンが効かない原因を調べるために業者に見てもらったこともあるのですが、特に異常なし。
ガスの漏れもないし、故障といった不具合もなし、フィルターも問題ない。
室内の空間の広さと、おそらく断熱材などがたいして入っていない建物が原因のようです。
こうなったら、何か他の策を考えないと非常にマズイ!
暑さ対策の基本サーキューター
ちなみに、扇風機やサーキュレーターは、稼働済み。
扇風機は、狭い施術スペースをでも使えるように、タワーファンを使って、室内全体はサーキュレーターで空気を循環させています。
サーキュレーターも、8畳用や24畳用などがあり、部屋の広さに適した商品を選ばないと、あまり効果が出ないかもしれません。
この対策以外の方法で、実際に試してみて効果があった方法を二つご紹介したいと思います。
エアコン効かない対策!窓に断熱・遮熱シートを貼る
窓ガラスに貼るだけで断熱・遮熱ができるシートを西向きの窓に貼りました。
シールタイプで貼り付け作業は簡単です。
これは、結構効いてる感じがします。シートが熱を吸収してくれるようです。
おすすめです!
よしず・立て簾(たてす)+遮光ネットの重ね技で暑さ対策
うちの治療院は、西側に窓があり、昼から日が暮れるまで、そこに直射日光が当たります。
室内のブラインドは閉めて、日光が入らないようにしてはいますが、西側の壁一面と窓ガラスは、太陽の熱がバンバン当たっています。
なので、日差し対策に、立て簾(たてす)を立てました。
ただ、これだけだと、思ったほど効果が感じられないんですよね。
やらないよりはマシかな?くらい。
そこで、この裏に遮光ネットを取り付けます。
100均の遮光ネットでも効果ある?
100均でも遮光ネットは売っているので、それでもOKです。
ただ、100均のはサイズが小さいので張り合わせる手間がかかります。
よしずの裏に、遮光ネットを針金でとめていきます。
見えないところなので、適当にやりましたが、こんな感じ。
取り付けるときは、立ててやるとやりにくいので、寝かせた方がいいと思います。
立てかけた写真がこちら。
陽が当たっている状態で撮ったこともあって、スケスケに映っていますね
・・・こんなんで大丈夫なのか?
と、少し不安になりますが、大丈夫です。
さらに、立て簾(たてす)を立てかける壁の窓ガラスにも遮光ネットをはります。
窓ガラスには、編み目の細かい遮光ネットを使いました。
窓ガラスの内側(室内側)に取り付けるより、外側につけた方が、室温の上昇を防ぐには効率がいいそうです。
「とりあえず、できることを!」
と、やってみたのですが、同じ外気温の時に、やる前とやってからで室温を比べてみると、2℃も室温が下がっていました。
暑すぎる時の2度の差はデカいです。
あまりお金をかけずにできる方法なので、少しでも暑さをしのぎたい方、エアコンを節電をしたい方は、ぜひやってみて下さい。
立て簾(たてす)のデメリット、自分の車で運べない
立て簾(たてす)は高さがあるので、ホームセンターなどで買う場合は、自分の車では運べない可能性があります。
軽トラを貸出できるホームセンターや、通販で買うのが便利です。
また、急激な猛暑で、ホームセンターも通販も品薄のところが多いようです。
私が買いに行った時も、ラスト1個になっていました!!
在庫がある時に買っておかないと、すぐに売り切れてしまうかもしれません。
まだまだ、夏は始まったばかり。
どうせ買うなら早めに買いましょう。
立て簾(たてす)のデメリットは劣化が早い
立て簾(たてす)は、夏に使った後、たたんで日陰にしまっておけば長持ちするのかもしれませんが、私は置く場所がなくて、丸めて外に置きっぱなしにしていました。
1年中、雨風にさらされて、3~4年で、ボロボロになりますね。
物置にしまえば長持ちすると思いますが、サイズがでかすぎて、持ち運びや移動がしづらいので、野ざらしにしてしまいました。
その結果、劣化が早くて、それを片付けるのも大変。。。
という訳で、立て簾(たてす)は劣化が早く買いなおしたりしたのですが、管理が大変過ぎたので、その後は、サンシェードを使うことになりました。
立て簾(たてす)の室内温度を下げる効果は、わりと満足していましたが、扱いにくいのがデメリットでした。
サンシェードや洋風よしずの方が手軽
サンシェードや洋風よしずの方が扱いがラクです。
洋風のサンシェードは、ホームセンターなどでもよく見かけて知っていたのですが、吊り下げ式しかないのかと思っていました。
こういうの↑しかないと思ってました。
「賃貸物件で、サンシェードを固定する金具の取り付けができない!」と思っていたのですが、窓のサッシのアルミ枠や網戸の枠にネジで絞めて使える金具がありました。
穴を開けたりしなくても使えるので、賃貸でも大丈夫です。
冷風扇はないよりマシ
あまりに暑すぎて、今まで使わずに締まっていた冷風扇も使ってみました。
冷風扇は、水をタンクに入れて、気化熱を利用して温度を下げた空気を送風する機械です。
以前からあったのですが、「湿度が高くなるから、あまり効果がないのでは?」という疑惑があって、使ってなかったのです。
でも、使ってみたら、やっぱり室温の上昇に歯止めがかかってる感じです。
冷たい風が出るので、あたると単純に気持ちいいですし。
工事不要のポータブルクーラーなら手っ取り早い
エアコンの補助に、ポータブルクーラーもいいですよ。
うちでは、自宅の子供部屋で使っています。
ちゃんと冷たい風が出てきて、暑い風は窓の外へ出してくれます。
広くない部屋であれば、これでも十分冷えます。
工事不要なので、最初は自分でセッティングする必要がありますが1時間もみれば大丈夫だと思います。
ただ、注意点として、アイリスオーヤマ ポータブル クーラー の場合、付属の温かい空気を排出するダクトをはめる窓パネルが、窓の高さ750~1450mmが適応範囲になっていることです。
何センチの窓まで対応のパネルなのか、Amazonの商品説明だけでは分からなかった(どこかに書いてあったのかもしれませんが見つけられませんでした)です。
うちの窓は1800mmだったので、付属でついているパネルでは足りませんでした。
別売りでその高さ用の窓のパネルも売っているようでしたが、私は入っていた付属パネルを自分で加工して何とか対応させました。
エアコンが効かなくて困っている方は、これを1台設置するのも効果的だと思います。
窓の高さが適応しているかどうか、買う前にチェックをお忘れなく!
以上、暑さ対策についてお届けしました。
どれも、それなりに効果はありますが、一番、室温が下がるのは、やはりポータブルクーラー設置です。
もちろん、普通のエアコンを増設すれば、もっと室温は下がりますが、そこまでするほどではないかな、という時におすすめです。
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