モバイル決済【比較表で検証】スマホ・タブレッドでクレジットカード決済(2021年1月版)
- 2020/12/24
- 10:49
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★新着情報★
- STORES 決済 がプリンタも無料のキャンペーン開始
- 楽天ペイ-カードリーダ無料プレゼントキャンペーン期間延長
- Airペイ-iPad&カードリーダー無料のキャンペーン開始
- 2020年10月:コイニーは、サービス名が「STORES 決済 」に変わりました。
- おてがるPayの端末0円キャンペーン【カードリーダー&プリンタが0円】は3月末まで延長
- Squareが電子マネーに対応しました
この記事では、Square、AirPAY、楽天ペイ、STORES 決済 、おてがるペイという主要の5つのモバイル決済のサービスを比較して特徴が分かるように表にまとめています。
各社のお得なキャンペーン条件も徹底比較しています。
この記事の内容
モバイル決済とは?
モバイル決済とは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を利用して、クレジットカード決済を店舗に導入、利用できるサービスです。
数年前から導入する店舗が増えてきていて、特に、個人事業主や小さなショップの間での利用者が急増中です。サービス各社とも、キャンペーンを次々打ち出したり、サービスの拡充をしたりと、しのぎを削っています。
モバイル決済が広まっている理由として、
- 初期費用・運用費が安い
- 持ち運びもできて場所を取らない
- 導入が簡単
などがあげられます。
月額料金は無料、初期費用もキャンペーンで割引になったり、価格面でのハードルがかなり低いです。
ここが、従来のクレジットカード決済導入と違って、小規模の店舗でも利用しやすくなっています。
導入手続きについても、ネットで申し込みしてサービスを開始できたりと、とても簡単に始められます。
決済機関に直接申し込みしたり、代行会社経由で導入する従来のクレジットカード決済については、こちらの記事に書いていますが、今から申込をするなら、費用が抑えられるモバイル決済がおすすめです。
モバイル決済の仕組み
モバイル端末とカードリーダーの接続はどうするの?
カードリーダーとスマホなどのモバイル端末との接続は、次のいずれかになります。
- Bluetoothを使って無線接続
- スマホなど端末のイヤホンジャックに接続
接続方法は、Bluetoothが主流です。
Squareは、2019年3月26日に新型カードリーダーが発売されるまで、イヤホンジャック接続方式のみでしたが、新しいカードリーダーは、Bluetooth接続のリーダー(ICカード用)とイヤホンジャック接続のリーダー(磁気カード用)がセットになっています。
モバイル決済のカードリーダーは、レジ周りで場所を取らず、大掛かりなシステムを導入する必要はありません。
モバイル決済の導入に必要なもの
モバイル決済の導入に必要なものは、
- クレジットカードを読み取るためのカードリーダー
- スマートフォンやタブレット(対応機種であれば手持ちのものでOK)
- お客様控えを印刷するプリンタ(なくても利用可)
カードリーダーは買う必要がありますが、実質無料になるキャンペーンをやっていることが多いです。
レシートプリンタについて
モバイル決済の場合、お客様控え(レシート)は、デジタルレシートでメール送信できるので必ずしもプリンタが必要なわけではありません(おてがるPayは電子レシートに対応していないのでプリンタが必要です)。
ネットショップの場合などは、プリンタがなくてもいいのかもしれませんが、実店舗で使う場合は、あった方がいいかなと思います。特に、年齢が高い客層の店舗では、紙での控えを欲しいという方が多いかもしれません。
ただ、実店舗でも、デジタルレシートのみで対応しているところも少なくないようです。
各社対応プリンタについての説明ページ
次の手順で調べられます
- Squareのサイトへ
→【新規限定】今だけカードリーダー代が実質無料に! - メニューをクリック
- 「サポートに問い合わせる」をクリック
- 検索欄に「プリンタ比較表」と入れて検索
→プリンタ比較表の記事が表示されます
次の手順で調べられます
- 楽天ペイのサイトへ
→スマホではじめるカード決済 加盟店募集中! - 「クレジットカード決済」へ
- 「プリンタについてをクリック」
→プリンタについての記事が表示されます
モバイル決済のメリット・デメリット
モバイル決済のメリット
- 初期費用があまりかからず、月額費用も負担にならない
- 導入するのが簡単
- 入金が速い
- 決済手数料が低い
従来のクレジットカード決済は、導入の際に高額のコストがかかったり、開業して間もないと審査が通らなくて導入できなかったりと、個人事業主にはハードルが高いものでした。
モバイル決済は、費用の負担が少なく、手続きも比較的簡単です。スマホやタブレットのモバイル回線を利用するので、新たな回線を用意する必要がないのもメリットと言えます。
モバイル決済のデメリット
良いところばかり目がつくモバイル決済ですが、冷静に考えたいのは、トラブルが起こった時の対応です。「担当の営業マンに電話すればOK!」といった具合に丸投げできない点が、デメリットと言えば、デメリットかも。サポードデスクによる電話やメールでの対応になります。
主要サービスのサポート体制はこんな感じです。
(現在は、コロナ対策のため、電話受付を制限しているところもあります)
Square サポート窓口
電話受付: 10:00〜18:00フリーダイヤル
月〜土(日祝日および、年末年始・臨時休業日は休業)
メールでの問い合わせ・コミュニティへの質問もできます。
Airペイ(AirPAY) ヘルプデスク
電話受付: 9:30~23:00フリーダイヤル
(365日対応)
※新規導入の問い合わせは、平日10:00-19:00
チャット・メールでの問い合わせもできます。
楽天ペイ 電話受付
電話受付: 9:30~23:000570 ナビダイヤル
(土日祝日も対応)
メール・チャットでの問い合わせもできます。
STORES 決済 サポートチーム
電話受付: 10:00〜18:00フリーダイヤル
(平日のみ)
メール・ツイッターでの問い合わせもできます。
STORES 決済 は、平日のみの電話受付で、他に比べると対応時間が短いですね。
おてがるPayサポート
電話受付: 10:00AM~6:00PM土・日・祝・年末年始休
モバイル決済比較表(2021年1月現在)
※スマホでこの表を見るときは、横にスクロールしてください。
※注1
STORES 決済 は、取り扱いブランドが限定される業種があります。
対応機種比較
モバイル決済では、各社指定のカードリーダーを購入しますが(実質無料キャンペーンの比較は後述しています)、カードリーダーと接続するスマホなどのモバイル端末は、手持ちの物を使います。
なので、自分が持っている端末が使えるかどうか、まずは、対応機種をチェックする必要があります。
AirペイとおてがるPayは、iPad/iPhone のみ対応で、Android端末には対応していないので、Androidユーザーは注意してください。
他は、AndroidでもOKですが、OSが古いと対応していない場合もあります。
詳しい推奨端末・対応端末は、各サイトに掲載されています。
各サイトでの対応端末・動作環境の調べ方はこちらの記事を参考にしてください。
→各社モバイル決済の対応端末・動作環境の調べ方
電子マネー対応&手数料比較
モバイル決済サービスは、クレジットカードの他に、電子マネーにも対応しているものがほとんどです。
Square | Airペイ | 楽天ペイ | STORES 決済 | おてがるPay |
3.25%![]() | 3.24%![]() | 3.24%![]() ![]() | 3.24%![]() | |
3.75%![]() | 3.74% | 3.74%![]() | 3.74% |
中国人集客を狙うならQRコード決済対応のAirペイ、STORES 決済 がおすすめ
QRコード決済は、中国など海外でよく使われている決済方法です。
やり方は、二通りあります。
- お客さんのスマホで、店舗側が提示するQRコードを読取ってもらって、クレジットカード決済ができる方法
- 店がお客さんのスマホの画面に表示されるQRコードを読取って、クレジットカード決済ができる方法


ユーザーが、あらかじめスマホのアプリに登録しているクレジットカードから支払われます。
WeChatPayやアリペイは、中国で人気のQRコード決済です。
モバイル決済の中では、STORES 決済 などがQRコード決済に対応しています。
STORES 決済 は、WeChatPayが使えます。
国内の主要の電子マネーの種類が多いのは楽天ペイ
利用できる人気の電子マネーが多いのは、楽天ペイです。
電子マネーを導入したい方には、楽天ペイがおすすめです。
決済手数料比較
決済手数料は大差ないですね。
しいて言えば、SquareのJCBの決済手数料が、他より若干高めになっています。
振込手数料比較
振込手数料は、Square・エアペイ・おてがるPayは無料です。
楽天ペイは、振込口座に楽天銀行口座を指定すれば無料になります。
楽天銀行以外は、毎回330円振込手数料が引かれてしまうので、楽天ペイを使うなら、楽天銀行の口座を使わないと損です。
無料のネット銀行口座開設

STORES 決済 は、10万未満200円、10万以上無料となっています。
入金のタイミング比較
入金のタイミングが早いのは、Squareと楽天ペイです。
Squareは入金も早く、キャンペーンの条件も他と比べて簡単で、今、一番人気があるサービスかもしれません。
楽天ペイは、楽天銀行以外の振込先を指定している場合、1回の振込みにつき330円(税込)がかかります。
各社のキャンペーン比較
モバイル決済各社は、カードリーダーが実質無料で導入できるキャンペーンを実施中です。
各社のキャンペーンを見てみると、カードリーダーの無料条件として、「○万円以上の利用をすること」というような金額が設定されているものがあるので、条件を確認してから申込しましょう。
モバイル決済導入時のキャンペーン利用の注意点
モバイル決済の導入を検討しているなら、各社のキャンペーン情報は、一通りチェックしてみましょう。
お得なキャンペーンが多いです!
キャンペーン中のサービスを検討する時、
「キャンペーンに条件がついている場合は、割引の対象に自分が当てはまるかどうか」
と、長期で使うことが予想されるので、導入時のキャンペーン内容だけでなく、
「長期的にみても、そのサービスが良いかどうか」
この2点は、必ずチェックしましょう。
それでは、各サービスのキャンペーン条件について解説します。
(2021年1月時点のキャンペーンにおいての内容を記載しています)
AirPAYのキャンペーン
キャッシュレス導入0円キャンペーン【iPadとカードリーダーが無料】
Airペイでは、新規申し込みの方を対象に、iPadとカードリーダーが無料の「キャッシュレス導入0円キャンペーン」を実施中です。
【対象条件】
- 実店舗があること
- 新規申し込みであること
- 申込月の6ヶ月後の月末までに審査を通過していること
イベントなどでのご利用は対象外です。
【キャンペーン期間】
~未定
【注意事項】
Airペイの利用を目的にiPadを使用していることを確認できない場合、またはリクルートライフスタイルとの契約(禁止事項含む)に違反した場合、iPad端末相当額とその他の貸与にかかる諸経費が請求されます。
また、iPadが不要の方は、次の0円スタートキャンペーンを利用すれば、カードリーダーのみ無料となります。
0円スタートキャンペーン【カードリーダーが無料】
AirPAYのカードリーダーが無料になる「0円スタートキャンペーン」の条件は次の通りです。
- お申込み月6か月後の月末までに審査を通過していること
- Airペイに新規の申込みであること。(既に加盟店である店舗の、解約後の再申込みは対象外)
【キャンペーン期間】
~未定
AirPAYは利用金額の条件なし!
今現在行っているキャンペーンでは、利用金額の条件はありません。
旧キャンペーンより、利用しやすい条件となっています。
STORES 決済 のキャンペーン
STORES 決済 決済端末実質無料キャンペーン
STORES 決済 は、新規の方を対象に、加盟店審査通過月を含む6ヶ月以内に、ひと月でも決済が合計20万円以上の月があれば、カードリーダーとレシートプリンタが無料になるキャンペーンを実施中です。
先着1,000名の数量限定で、
決済端末:19,800円 + レシートプリンター:19,000円→ 0円
【キャンペーン期間】
~2021年2月28日
(先着1,000名に達し次第終了)
ひと月に20万円以上、 STORES 決済 の利用があれば条件クリアですが、条件に満たない場合は、あとで請求されるのでご注意ください。
おてがるペイの端末0円キャンペーン
おてがるペイでは、キャンペーン期間に新規でお申し込みを完了された方を対象に、導入費用0円のキャンペーンを実施中です。
カードリーダー:税別21,000円&プリンター税別13,800円 → 0円
※契約日より6ヵ月利用がない場合は、端末代金が後日請求されます
【キャンペーン期間】
・申込締切 2020年
申込・本登録まで済ませることが条件です。
楽天ペイのキャンペーン
楽天ペイでは、新規の方で条件を満たしたを対象にカードリーダーを無料プレゼント中です。
【キャンペーン対象条件】
申込月を含む3ヶ月以内に加盟店審査を通過すること
規約違反を行わないこと(自店決済は禁止-自分や家族のカードで決済を行わない等)
【キャンペーン期間】
~ 2021年1月31日
「登録完了」、もしくは申込仮完了が済み、「本人確認書類提出のお願い」を表示
【プレゼント内容】
- クレジットカード・電子マネー対応カードリーダー 本体価格19,800円
キャンペーン詳細は公式サイトでご確認ください。
ご自分のスマートフォンやタブレットを使う場合は、対応機種かどうかの確認もお忘れなく。
モバイル決済を利用する時の注意点
クレジットカード決済サービスでは、モバイル決済に限らず、『継続的役務を提供する業種』に対して、契約時の審査が厳しいです。その理由については、「【クレジットカード決済】導入にかかる費用は?流行りのモバイル決済って?」の記事に詳しく書いています。
継続的役務とは?
「役務」は「サービス」のことで、一つの「サービス」を長期的・継続的に提供することです。エステや学習塾などが該当します。エステのダイエットコースなどは、何回も通うことが条件なので継続的役務のサービスに当たります。
治療院でも、回数券を作っていたり、何回かの施術をセットにしたコース(複数回施術分の料金をまとめて支払ってもらうもの)の場合は、継続的役務の提供にあたるので注意が必要です。実際に、回数券を作っていたことが原因で審査が通らなかったという話も聞いたことがあります。「役務」は「サービス」のことで、一つの「サービス」を長期的・継続的に提供することです。エステや学習塾などが該当します。エステのダイエットコースなどは、何回も通うことが条件なので継続的役務のサービスに当たります。
モバイル決済サービスの各社においても、利用規約で継続的役務の取り扱いを禁止していることが多いです。
Airペイ(エアペイ)、楽天ペイ、STORES 決済 では、利用規約に『役務提供を複数回に渡り又は継続的に行う取引をしてはいけない』と明記されています。
Squareは条件つきで継続的役務でもOKになっています。
Squareで継続的役務の提供におけるカード決済を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。
「いわゆるエステティック業種の場合は、期間が1ヶ月を超えない、または、1ヶ月を超えても5万円(施術にともない購入が必要な「付帯商品」も含む)を超えないサービス」
「その他の業種の場合は、期間が2ヶ月を超えない、または、2ヶ月を超えても5万円(サービスにともない購入が必要な「付帯商品」も含む)を超えないサービス」
該当しなければ問題ないですが、該当する場合は、審査が非常に厳しくなると思われます。
- Square
最短当日でカード決済導入! - AirPAY
店舗決済システムAirPAY - 楽天ペイ
スマホではじめるキャッシュレス決済 加盟店募集中! - STORES 決済
STORES 決済
(ご注意)
掲載している各サービスの料金やキャンペーン内容等は、変更になる場合があります。情報の正確性に努めていますが、情報が古い場合もあります。サービスを申し込まれる場合は、申込先の最新の情報をご確認の上、ご利用ください。
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→→【クレジットカード決済】導入にかかる費用は?流行りのモバイル決済って?
モバイル決済以外のクレジットカード決済導入方法や、クレジットカード決済の審査に関するお話、決済手数料の相場など、クレジットカード決済にまつわる事柄について触れた記事です。
→モバイル決済の対応端末・動作環境の調べ方
自分が持っているスマホなどがモバイル決済で使えるかどうかの確認方法の記事です
→レジやレシートプリンターの購入に使える!軽減税率補助金
モバイルPOSレジシステムに興味がある方はこちらもあわせて読み下さい。
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